レビュー

高部あい(週刊ヤングサンデー 2006 No.32/西條彰仁/表紙+8P)

毎度書いていますが、女子アナグラビアのような落ち着きっぷりが見事というか、弱点というか。今回のグラビアでは特に、ビジュアルは笑顔主体だけどもう一つ弾けた明るさがないので、若々しさがないな、と思ってしまいます。後半の写真の表情に元気がない、…

里久鳴祐果(週刊ヤングジャンプ 2006 No.32/細野晋司/5P)

あとから絶対読めないので読み方をメモすると、「りくなゆか」だそうです。ビジュアルはちょっとブサカワ(失礼)ですが、表情のコントロールに小倉優子の影響を感じる、つまり初グラビア登場にしてはコントロールが上手です。ビジュアルの精度が上がれば面白…

安田美沙子(週刊ヤングジャンプ 2006 No.32/細野晋司/表紙+巻頭8P)

いつも通りの安定した出来だけど、各写真がバラバラで、グラビアとしての流れが寸断されているような印象を受けます。写真集の超ダイジェストのような感じだけど、この間出た写真集とは無関係みたいだし。たとえ写真集のダイジェストだとしても、もう少し流…

木口亜矢(アサヒ芸能エンタメ! 2006 Aug./野澤亘伸/8P)

袋とじ。「OLオフィス生着替え」という、脱衣系の妄想グラビアです。しかも「ツンデレ」要素を加えるため?全編メガネ+水着(等露出)。ということで、普通なら水着にメガネの違和感を吐露するところです。が、メガネが自己主張しすぎていない、あっさりデザ…

三村恭代(Digi@SPA! 2006夏/平間至/6P)

他の記事が気になって手に取ったわけですが、このグラビアの出来も良く、それが購入に踏み切らせる原動力となりました。テーマはギターと女の子、といったところで、映画「リンダリンダリンダ」のイメージからの借用という部分に弱さはある。でも、各ページ…

安藤沙耶香(SPA! 2006 7.4/門嶋淳矢/6P)

高めの女風コンセプトでも、P1のボディコンはこりゃないぜ、というステレオタイプぶりなんですが、それ以降では割と良い感じ。対談でも少し示唆されているように、高めでシャープだけど、その高めさに疲れている、みたいな(ほんとかよ)演出が、一方向に触れ…

里中あや(週刊プレイボーイ 2006 No.28/松田忠雄/8P)

里中あやをこういう暗めの雰囲気で取る、その方向性だけは、私はどうしても理解出来ないんだよな。なんというか、不細工になってしまっていますよね?これって共通認識ではない?このグラビアでも、明るめの光で表情も笑顔っぽく撮ったP6が一番かわいいと思…

藤森沙紀(週刊プレイボーイ 2006 No.28/井ノ元浩二/5P)

彼女のビジュアルには、独特の面白さがありますね。妹系なんだけど、ちょっと小悪魔的な要素を持つ。なんというかな、桂正和のイラストに近い感じ、といったら通じるかな。ちょっと髪型に引っ張られて、そのような印象を持っているという説もありますが…。あ…

相澤仁美(週刊プレイボーイ 2006 No.28/橋本雅司/8P)

掲載2番手だけど8Pとほぼトップ扱い。その扱いに負けない頑張りを見せています。もう紐やん、というような露出度だったり(P2)、露出度の高さは特筆すべき。それでも、視線の運びの上手さからか、悲愴感を感じさせないさっぱりした色気を出しています。表情の…

小松彩夏(週刊プレイボーイ 2006 No.28/熊谷貫/表紙+8P)

グラビアアイドル路線まっしぐらの小松彩夏なので、こういう撮り方でも魅力を出す取り組みが必要でしょう。というか、もう20歳なんだよな。どうもそういうイメージがないが、その年齢ならいつまでもブルセラ風制服グラビアではあかんよな。でも、初期のその…

斉川あい(週刊プレイボーイ 2006 No.29/下川純一郎/5P)

P1はウルトラマンメビウスの衣装、P2以降は水着など。水着自体はあまり激しい物ではないけど、衣装との落差で見せる構成です。半島系の特徴を少し有するようなあっさり顔ですが、そのビジュアルからP2のような表情が出せる部分に、可能性を感じました。P1の…

橋本愛実(週刊プレイボーイ 2006 No.29/熊谷貫/6P)

グラビア全体の方向付けとして、こういう表情に統一するのは理解出来る。ましてや、地味ではあるけどグラビア展開が長い橋本愛実の新たなアプローチとしては。でも、結果として成功しているとは、ちょっと言えないよな。切なげな表情による新たな美形感はあ…

福永ちな(週刊プレイボーイ 2006 No.29/井ノ元浩二/7P)

P1みて、一瞬仲根かすみかと思った。P1が似ているので、その視点でずっと見てしまうからかも知れませんが、それ以降の写真でも何となく似ている感じがする。彼女にはあまり強い印象がなかったのですが、今回のグラビアを見ると、胸のボリュームも感じられる…

中村優(週刊ヤングマガジン 2006 No.31/井ノ元浩二/6P)

井ノ元浩二特有の陰影は多少出ている物の、それで魅力をスポイルするレベルまでは行っていない。ビジュアル的には顔が丸くなっており、ちょっと厳しさも出ていますが、まだ取り返しの効くレベルではあると思う。でもまあ、ビジュアルにシャープさが欠けてい…

倉科カナ(週刊ヤングマガジン 2006 No.31/木村晴/表紙+7P)

ミスマガジンのお披露目グラビア。でも、今回はお披露目なのに巻頭7Pだけ、と扱いが悪い。昨年の北乃きいも、一昨年の小阪由佳も、巻頭巻末でのグラビア掲載だったんですがね。ということで、例年ならここでの(ノミネートグラビアからの)変化に注目するとこ…

石井めぐる(ヤングチャンピオン 2006 No.14/上野勇/表紙+10P)

彼女は明るいところの撮影では目が細くなってしまう、という傾向が指摘されていた記憶もありますが、今回のグラビアでもその傾向。そういう表情が、ピュアっぽい可愛さを増幅している部分もあるけど、目を見開いた写真にかわいいカットも多いので、ちょっと…

山口美沙(ビッグコミックスピリッツ 2006 No.30/西田幸樹/6P)

「伊東家の食卓」は一度も見た事がないので(火曜19時に家にいないので)、「中学1年の時から出演していて」と言われても、当然初見です。「グラビア初挑戦」という表紙の言通り、自分の日記を検索しても一切ヒットしませんでした。で、そういう人を引っ張り出…

秦みずほ(週刊ヤングサンデー 2006 No.31/小塚毅之/5P)

ビジュアルがきつすぎる、というか男顔過ぎるのだけが彼女にとっては課題なんですよね。もう少しおとなしめの男顔なら、スタイルのシャープさともマッチするし、大久保麻梨子の登場時期を超えるような、かなりキャッチーなグラビアアイドルになれると思うの…

小松彩夏(週刊ヤングサンデー 2006 No.31/西條彰仁/表紙+8P)

ふるさと探訪系グラビアですが、そんな中でも野外水着を実行するプロ意識は大したものです。若干顔がふっくらしすぎてしまっていて、その部分が不安になりますが、スタイルに大きな変動はないのであまり深刻ではないのかも知れない。小松彩夏特有のえげつな…

長崎莉奈(週刊ヤングジャンプ 2006 No.31/細野晋司/7P)

長崎莉奈のグラビアとしては、割とパターン通り。キュートな笑顔と、シャープな挑発顔(で、結果P2のように失敗)という並びで構成されています。P3まで弾けてしまうと微妙ですが、P1やP6の表情は「キュートな長崎莉奈」路線としても良い方の出来なので、まあ…

福留佑子(週刊ヤングジャンプ 2006 No.31/栗山秀作/表紙+8P)

遂に福留佑子がヤンジャン巻頭ですか、長かった。長くかかった結果、ちょっと顔が膨らんじゃうシーズンになってしまったからなー。ということで、P1やP3のようにちょっと微妙に感じられるカットもありますが、顎を引いて撮られた写真では十分キュートさを感…

いとうあいこ(週刊ヤングジャンプ 2006 No.30/細野晋司/6P)

ビジュアルの方向性としては全然違うんだけど、小西真奈美に近い「穏やかで親しみやすい女優グラビア」といった雰囲気に魅力を感じます。笑顔が全体に柔らかくて、それでいて唯一な特徴がある。その中にP4のような、影で見せる美しさを挟み込む、グラビアの…

玲奈(週刊ヤングジャンプ 2006 No.30/上野勇/8P)

先日ヤングガンガンで見た時と、大分印象が違うな。なんとなく、井上和香のような表情を出しています。それが良い方に働いているか、というと、意外といい結果になっているような。中途半端な立ち位置から脱して、「グラビアアイドル」という割り切りが好印…

しほの涼(ヤングガンガン 2006 No.13/篠原潔/表紙+8P)

「見せパンチラ王」ことしほの涼ですが、今回はそういうあざとい写真も少なく(P6、P7の着崩し写真はあざといと言えばそうだけど)、割と素直な写真が並んでいます。表情もやや単調だけど、美形っぽさが出ていて良い写真が多い。特にP6、P7は美しさが出ていま…

杉山めぐみ(SPA! 2006 6.27/沢渡朔/6P)

グラビアン魂枠。対談の中では「産む系」と「産まなさそう系」という新たな対立概念の提示が面白いです。写真としては、P1やP3など、彼女の持つ雰囲気を表現する上では重要なんだろうけど、ちょっとすっきりしない表情が並んでいます。でも、その中でP4、P5…

小阪由佳(週刊プレイボーイ 2006 No.27/矢西誠二/7P)

小阪由佳 with 週プレセクシー路線はあまり評価したことのない私。今回もP1はその悪さが残っています。でも、その他の写真はこれまでとは違う、妖艶な美しさが出ていて評価出来ます。特に良いのがP5、ここまで怪しい美しさを小阪由佳が見せたのは初めてじゃ…

長崎莉奈(週刊プレイボーイ 2006 No.27/中村昇/6P)

長崎莉奈としてはかなり新鮮な撮られ方。そのトライの結果、P1、P5などは失敗といってしまってもいいと思う。でも、全否定するには惜しい新鮮さがあります。例えばP2、こういう自信あふれるフェミニンな感じというのは、新たな魅力を引き出している部分があ…

安田美沙子(週刊プレイボーイ 2006 No.27/小池伸一郎/表紙+8P)

安田美沙子のグラビアに、新しさを感じることはもう出来ないのでしょう。でも、新鮮さなくとも、見事なまでの安定感を示してくるから、目を引かれる部分があります。今回も全体にシャープな仕上がりで、安定の美を感じます。ビジュアル部分のバリエーション…

吉原夏紀(週刊ヤングマガジン 2006 No.28/根本好伸/5P)

このグラビアだとちょっとソニン風、先日のヤングアニマルではそういう感じはなかったんだけど。出来の安定感がまだまだ、という点はヤングアニマルと同様で、P5などは良いんだけど、若干疑問の残る写真が、特に小さい写真で見受けられる。でも、出始めなの…

山本梓(週刊プレイボーイ 2006 No.26/渡辺達生/5P)

山本梓の普通のグラビアなら特に論評なしでも良いんだけど、このグラビアはかなり良い。渡辺達生の色づかいとのマッチングが良いのと、「あずスマイル」主体ながらも別の表情の取り混ぜ方のバランスが良い部分で、ページ数が少ないながらも強い印象を残して…