2005年雑感
今年はどうなりますかね。ハロプロ系の一巡、イエローキャブ系の「巨乳マッチョ主義」アイドルの退場(新生サンズのラインアップもそういう感じですし)ということで、グラビア界のはっきりした方向性はなく、その分色々な展開が楽しめそうです。まあ、グラビア界は割と色々なところから出やすい部分はあるので、大きく変わらないのかも知れませんが。
グラビア界から一般メディアへの転出が割と成功したのも2004年の特徴と言えるでしょう。若槻千夏があそこまで成功するとは思わなかった。他でも井上和香や眞鍋かをりもまあまあの展開ですし。この流れが続くか、というとこういう流れは2年周期と見て、2005年中はグラビア界からの発掘を行おうという動きは続くのではないでしょうか。若槻千夏ほどのポテンシャルがある人がいるのか、というと難しいところかも知れませんが。
雑誌グラビア界では、ヤンジャンは安定して良い素材を確保し続けています。市川由衣・若槻千夏占有の次は、川村ゆきえも引き当てて盤石の構え。それが正帰還を生んで、新垣結衣や榮倉奈々もまずはヤンジャン巻頭で、という良い流れになっています。
ただ、ここの所の制コレは少女誌モデル方向(に近いイメージの人も含む)に向かっているようで、昨年も近野成美、戸田恵梨香、田代ユリエ辺りを並べたけど川村ゆきえが当たった分救われましたが、今年の4人にはそういう逃げ場もないようですが、それが吉と出るか凶と出るか。アイドル隔年周期説から、市川由衣の代わりとしてのシャープなグラビアアイドルを探す方向性、なのかな。
ヤンマガは結果的に昨年のミスマガジンは読者への反応は鈍い形で終わってしまいそうで、今年は茨の道が続くのかも知れません。イエローキャブ系や井上和香で繋げるのも今年は厳しそうですし、どこから当たりを引いてくるか。佐野夏芽のように(彼女はやや低迷気味で辛いですが)アニマル辺りから、となりますかね。
ヤンサンは色々並べていますが、どれも育てきれないという部分に厳しさはある。ですが、その分色々楽しめて見る側としては面白い。もうヤンサンは割り切ってとりあえず登竜門に徹すれば良いんじゃないですかね。相武紗季をこのままヤンサンに埋もれさせるのはもったいないし…。
スピリッツは我が道を行っていただければいいでしょう。雑誌自体のパワーが落ちている分グラビアが組みにくい部分があって、あまり新鮮味のあるアイドルグラビアは見られないかも知れませんが。アニマルは小倉優子一極集中の次はどうするか。ここもヤンサン路線で適当に攻めていってもらって良いと思う。それかアバンギャルド専属にしてとっかえひっかえ載せていくのもよし(適当)。チャンピオンはもっとエロ路線でも良いんじゃないですかね。
アイドル雑誌、ムックのパワーは確実に落ちています。隔月にしたらいきなり埋没傾向のアップトゥボーイ、末永遥、石田未来の柱が抜けて試行錯誤中のPure Pure、memewはGiRL POPと水着ムックの間を彷徨っていますし。この辺は割と色々動きがあるんじゃないでしょうかね。web連係のムックも意外と増えなかったし、アイドル有料webサイトにも淘汰の波が訪れそうな感じもします。
とまああまりまとまりありませんが、この辺で。あまり2004年後半が整理できていないので、2005年注目のアイドルも正直よく分かりません。まあ、少女ファッション誌からあなたの知らないアイドルが!という流れは大きく変わらないと思うので、皆さん少女ファッション誌を買いましょう、ということで。どんなまとめだよ。