ビッグコミックスピリッツ 2005 No.15

吹石一恵が表紙と巻頭7P(加藤亜希子)。もう吹石一恵も今年23歳なんだよなあ…。所々に大人っぽさを見せつつも、それが突出しておらず、バランス良く大人になっている、そんな印象を受けます。このグラビア全体では表情のバリエーションもあり、優しい風合いで撮られた写真も、特に笑顔の表情で魅力を増す働きをしています。ウェルメイドで良いんじゃないでしょうか。(80点)
松浦亜弥が巻末8P(新津保建秀)。表紙に「ヒミツの水着!!」と銘打っておきながら、実質ビキニトップのみで1P(P7)、あと水着の上からレースで2Pっていうのはちょっとないんじゃないかなあ…。うぶなねんねじゃあるまいし…。P4とか、P7とか、視線を切ったカットに良さは感じるけど、これが写真集全体のテイストを表している(写真集のプロモグラビアです)となると、地味さは否めない。まあ、今の松浦亜弥の写真集を買う人々(=ファン度の高い人)にとっては、これくらいの口直し感ある写真集の方が新鮮で良いのかな?割とかっちり撮ったものが多かっただけに。(70点)