ヤングガンガン 2005 No.12

水崎綾女が表紙と巻頭8P(奥川純一)。笑顔以外の表情では不安定な部分は否めない。P4の表情はかなり悪いし、P8はふっくら感が落ちて変なビジュアルになってしまっている。P5、P7もビジュアル的には微妙。でも、笑顔を交えると格段に魅力のレベルが上がるのが強みです。P6も良いですが、P1の軽い笑みを浮かべる前、といった表情が魅力的。スタイル的には一時期の太さを感じさせず、胸のボリュームだけを見せられる、シャープさが蘇ってきました。表情コントロールさえしっかりすれば、写真集は期待できそう。(80点)
田澤麻衣が巻末6P(中山雅文)。ビジュアル的に、良く言えば香里奈風、悪く言えばきつめに写りすぎ、という部分が見られる傾向ですが、極端にきつくならずにバランスを保っているカットが結構見られます。P3の笑顔やP5の微笑みなど、過去に比べて振れ幅が抑えられ、安定感が見られるようになっています。それほど引きは強くないけど、実は一化けする寸前なのかも知れない。分からないけど。(75点)