週刊プレイボーイ 2005 8.9

工藤里紗が表紙と巻頭7P(松田忠雄)。とにかく今の工藤里紗には勢いがある。表紙で青年コミック誌風味の弾けた笑顔を見せて、中ではプレイボーイ色の強いしっとり表情、その二極化をまとめ上げる部分はさすが。これまであまり出してこなかったワイルドなイメージを見せるA3、A5、A6などに新鮮味を感じます。A4の髪の下ろし方とポーズは今ひとつですが…。8月のwpb-net担当ということで、この勢いでプレイボーイ特別編集の写真集辺りどうでしょう。でも、なんでwpb-netは愛川ゆず季とペアなの?一人で十分いけるじゃん…。(90点)
小野真弓が7P(橋本雅司)。彼女も勢いはあったのですが、さすがに最近はこなれてきましたね。とはいえそれほど悪化もしていない、と思っていたのですが、このグラビアはちょっと…。表情にキレが全く感じられないです。B3、B4、B7辺りは明らかに表情の方向性が間違っている。口半開きは、彼女には合っていないんじゃないでしょうか。(65点)
森嶋みおが3P(熊谷貫)。牛角のCMに出ていたらしいが、そもそも牛角のCMを(別のを含めて)見たことがない。C6は瀬戸早妃をイメージさせる美形感がありますね。C1のハーフっぽい目の周りや、小さな写真を含め、どこか惹かれる部分がある。次グラビアがあるかどうかは微妙だけど、もう数点写真を見てみたいと思う。(75点)
長谷部優がセンター7P(井ノ元浩二)。前のムックや、これまでの写真集先行と比較すると、露出度が高め。撮影者が今度の写真集(根本好伸)と違うので、写真集自体に対する期待を上げすぎるのは良くないのでしょうが、それでもグラビアへの本格踏み込みを感じさせる変化ではあります。表情がややワンパターンだったり、長谷部優の生き生きとした感じが色づかいで消えてしまっているのは、井ノ元浩二の限界を示しているのかも知れません。(80点)
永岡真実が巻末5P(矢西誠二)。彼女は面白くて、E2などでも感じるように、上半身はかなりすっきりしていますし、下半身もそれほど重くはない。でも、各写真ではどこかにむっちりした肉感を感じるんですよ。成長途中故だとは思いますが、このいびつさを見るという楽しみがある。ビジュアル的には笑顔以外での野暮ったさが課題。笑顔は結構可愛いと思いますが。この辺も、未完成による荒削り感を楽しめて面白いです。(85点)
その他、前半のカラーページに素人ビキニ。「ゆみこ(18)OL」がスレンダーでスタイル的にいい。あとは「あやの(16)高校生」とか、「あみか(24)保育士」とかがスタイル的に気になる。全部へそピですが。巻末は高部あい百瀬実咲がカレー対決8P。バランス的にこの二人だと釣り合いが取れて見やすい。でも、高部あいは巻末の「愛・地球博」記事を見るとえらく下半身が重く見えますが…。