[イベント] 08夏 ナイスガールプロジェクト!エモーショナルライブ@東京厚生年金会館(8/9)

前置き

一度キャナァーリ倶楽部は生で見てみたい、というのが私と知人との総意だったので、夏休みということもあり東京まで見に行ってきました。ハロプロエッグがゲスト出演ということでハロプロファンクラブ枠でチケットが取れた、というのもあって。チケットを取っていたのは朝と昼の2公演だけでしたが、妙に高まって夜も当日券で見てしまったという。

でも、そういうことが簡単にできるくらいの客の入りでしたね。朝、昼は1階の後ろのブロックの外側半分はほぼ空席でしたし、夜はまあまあ埋まっていましたがそれでも空席が多い印象(だから、その辺の当日券でも余裕を持ってみることが出来ましたが)。2階席については、1階から見えなかったのではっきりとはよく分かりませんが、偵察に行った知人の話だと前の方数列しか埋まっていなかったとのこと。箱が大きい、というのもありますが、東京でこれだと大阪、名古屋はどうなんだろう。

そんな中、我々は朝は12列の真ん中左寄り付近、昼は13列の右端隔離席(2人分しか席のないところ)、夜は20列の右より、といったところでした。朝はお勉強、昼はじっくり、夜は身体を動かす、という見方だったかな。昼に我々の前の隔離席に来たエッグの前田ファンの女の子が、谷村美月似でちょっと可愛かったです。どこ見ているんだよ、という話ですが。

さて、セットリスト、の前に全般的な話ですが、NGP(ナイスガールプロジェクトの略)のヲタ声が独特でちょっと面白かった。いわゆるPPPHの"PPP"の所で、すごく太い声で溜めるんですよ。「ウォーーーッ」みたいに。で、それを"H"で解放するのか、と思ったら解放しないまま終わってしまう人が半分くらい(もちろん、跳ぶことで解放する人もいるけど)。「え?溜めるだけ?」と腰砕けになってしまった私。あれ、何なんだろうな。まあ、その辺干渉しないのがスタートレック以来の平和原則なのでしょうが。

セットリスト

ということでセットリスト。毎度のことながら、どこかからのコピペ改編。

  1. アンドゥ トゥロワ MIRACLE/NGP
  2. 瞳がキラキララ/キャナァーリ倶楽部
 MC(メンバー紹介)
  3. 旅の真ん中/NGP(カレン以外)
  4. カレンのマドロスさん or あなたにあげる/カレン
 MC(リズム天国ゴールドの挿入歌から)
  5. ドキッ!こういうのが恋なの?/えり〜な(キャナァーリ倶楽部)
  6. Rainy〜雨に打たれて〜キャナァーリ倶楽部
  7. 恋のRung Rung パラダイス/THE ポッシボー
 アニメVTR「ヒャッコ」
 MC(ヒャッコ関連)
  8. スッピンロック小川真奈
  9. 夏のトロピカル娘。NGP(小川以外)
 MC(ハロプロエッグ)
 10. I know/ハロプロエッグ
 11. ラストキッス/松井(キャナ)・橋本(ポッシ)・小川紗季(エッグ)
 12. LOVEマシーンハロプロエッグ
 13. BOOM BOOM めっちゃマッチョ!NGPハロプロエッグ
 MC(バスケ対決他)
 14. なっとう なっトウッ!/ピーチ他
 15. FAITH!/キャナァーリ倶楽部
 16. ニシキカザレキャナァーリ倶楽部
 17. いじわる Crazy love/THE ポッシボー
 18. HAPPY 15/THE ポッシボー with キャナァーリ倶楽部
 19. 青春万歳!キャナァーリ倶楽部 with THE ポッシボー
 MC(ポッシ・キャナ)
 20. Dream More Dreams!/NGP
 21. ラヴメッセージ!/NGP
 22. 家族への手紙/NGP
 MC(全員紹介)
 23. ヤングDAYS!!NGPハロプロエッグ

小川真奈はすごい

スッピンロック」順番すっ飛ばしてまずはこれ。Yahoo!でも取り上げられている「ヒャッコ」のオープニングテーマ。この記事とか見た感じだと平野綾をテコにしたスペクラ(スペースクラフト)のバーター、としか見えないわけで、そういう印象を与えてしまうのは残念だけど…。

でも、そんなのどうでも良いくらい、小川真奈はすごい。あのロックテイストの歌をきっちり歌いこなしているし、声量もある。最後のフェイクとか「お前1stシングルからやりすぎだろう」というくらいに本格的。岡本玲とかを比較に出してあげるのも可哀想(誰も出していません)くらいに出来がいいです。つーか、平野綾もかすむよ、という出来なんだけど。これは注目だなー。しかし、スペクラってたまにこういうすごいのを出してきますね。

アイドルとは関係ないですが、トレーラーといいながらほとんどがイメージボードという、ほぼ出来ていない状態の「ヒャッコ」のアニメですが、何かそれだけ見ると竹本泉テイスト+あずまんが大王っぽい(まあ、後者はマーケティングによるものだろうけど)があって、ちょっと気になるかも知れない。

他の気になる楽曲

いつもなら楽曲をピックアップして全てのコメントを書くところですが、各パフォーマンスを細かく論評できるほど理解していないので、特に気になった物のみ、まずはピックアップ。

ドキッ!こういうのが恋なの?」DS用のリズム天国ゴールドを買って、えらくはまっている最近の私ですが、その中のミニゲームの挿入曲。ゲーム中で、プレイヤーは(猿に扮した)ヲタになって、一緒に手拍子やPPPHをするわけですが、それをリアルのライブでやるという脳髄を刺激されるコーナーでした。いや、面白かった。これが出来ただけでもライブの醍醐味があった。

ラストキッス」ものすごく久しぶりに聞きましたが、この頃の重層的な楽曲を聴くと、まあやっぱりつんく♂のパワーも落ちてきているのかなー、と思ったりもする。なんでもできる小川紗季をはじめ、全体に実力が出ているトリオでした。

BOOM BOOM めっちゃマッチョ!」練習時間もない中、何を合同でするか、の上手い解、かも知れない。パラパラだし。

「なっとう なっトウッ!」論評すべき曲でもないのかも知れないけど、ひどいなー。何がひどいって、スクリーンに映し出されるアニメ(おそらくこのタイアップの元となるアニメ?)が、昔のカラオケの背景映像並なんだもんなー。ちょっとかわいそうでした。

青春万歳!」「ヤングDAYS!!」名曲ですね。後者なんて何で聞いたこと無いんだよ、という話ですが。ということで、帰りに少しずつCDを集め始めた私。

気になった人

キャナァーリ倶楽部をきっちり見る、というのが今回の目的な訳で、じっくり見てみました。背の高い子大好きの私としては、松井友里絵(まっちゃん)の格好良さにまずは見惚れるわけで。歌的にもメインメンバーだし、背はすらっとしているし、顔はスペースクラフトらしいモデル顔。完璧じゃないですか!といいたいところですが、あまりにモデル顔過ぎてちょっとどうなんだろう、という所はあった。でも、良いと思いますよ。

で、見ていくうちに大浦育子に目が行き始める。後から調べてみると、2005年の制コレミスマガジン2007にダブルノミネート、でも両方とも微妙な評価をしている私。ステージ上で見ると格好良かったです。誰かにイメージが似ているなー、と思っていて、ああ、Izumi(元Bon-Bon Blanco)かなー(反論あるだろーなー)と思った次第。やっぱりスペクラ顔って、あるのかな。ということで、この二人が気になりました。

小川真奈(おがまな)、橋口恵莉奈(えり〜な)は英才教育されているな、という感じで。どちらも素質からいったらそうなるのは当然、か。唯一(別ルートで)知っている丹羽未来帆(みっきー)が後列扱いだ、っていうのがちょっと驚きだったけど、まあ歌が弱そうだしな。歌のしっかりしている高田あゆみ(あゆべえ)が最年長だ、っていうのもちょっと驚いた。まあ、あの胸の揺れだとそうなのかも知れないが。後3人は、すいません、あまり印象が…。見ていくうちに覚えるのかも知れない。

ポッシボーはよくわからん、というのが正直の所なのですが、ライブで見ると語り担当の岡田ロビン翔子がいい感じでしたね。ああいう良いハーフテイストの女の子が活発に動いているのを見るのは楽しい。他だと後藤夕貴(ごとぅー)がちょっと良いような気がしました。

他、エッグ選抜に佐保明梨が選ばれていたのがよかったです。ここ数回の新人公演で、毎回生写真を買いそびれていたので、今回ようやく購入しました。他のメンバーもエース級なので、まあなんでもできるわな。

まとめ

意外と楽しめました。おもわずキャナァーリ倶楽部のシングルを秋葉原で集めてしまうくらいで。中古に沢山出回っているから、入手が楽で良いね!(一応説明:イベントでの複数買いが多いため、中古に大量に流れる)。もっと見てみたいんですが、ファンクラブ入っていないからチケット入手性が悪いんだよな。どうするかな。