Girls! 2004 vol.15

コストパフォーマンスが低いことでおなじみトレカムックの「Girls!」ですが、DVDがついてさらに値段アップの1800円。まあ、元々アライテツヤフリーク以外の人には買いづらいし、逆にフリークの人は万難を排して買う、というものなので、あまり大きな影響は出ないのかも知れない。私は最近フリーク気味なので買ってみました。基本的にグラビアでアライテツヤ撮影のものは特記なしで。

巻頭は長澤まさみ。女子大生風、ミディアム少女、今っぽい、という3点の衣装で見せています。色々凝ってはいますが、一番最後の普通っぽいグラビアが一番よく見える。そこまでの凝り具合で触れた振り子を戻した分、良く見えているのかも知れませんが。(80点)

続いて川村ゆきえ。このグラビアのP1、新宿猫耳ビキニの写真を見て、購入を決意したという話もある。こういう路上露出好きですね、akarikさん。他にも兎耳などありますが、あまりピンとも来ない。それより後半の普通の撮りで、アライテツヤ特有のナチュラルな感じが、川村ゆきえの今にはあっていて好印象。(90点)

続いての木下あゆみは正直微妙。メルヘン色、幼児色などを出し過ぎているが、それが本人と合っていないような。P4の左右の目の大きさの違いが強調された写真も気になりますし。ちょっとあっていないかな。(60点)

その次、天川美穂の「人形の家」(西條彰仁)。P1は人形色を強く押しすぎて不自然な仕上がり。でも、それ以降の写真は人形っぽく撮りつつ、人間らしさも残した方向で、天川美穂の綺麗な感じが出ており印象は良いです。(75点)

前半はあと、2Pインタビューで若槻千夏堀北真希近野成美夏帆山本梓。1Pインタビューで秋山奈々、鈴木麗、坂田知美杏野はるな田澤麻衣。トレカ紹介で大塚ちひろ。後半に行って、付録DVD紹介で松本まりか。トレカ記事に水谷さくら福愛美二宮歩美矢吹春奈が他メディア紹介で各2P。少し飛んで木内晶子2P。

愛川ゆず季が5P(西條彰仁)。このグラビアもいまいちな表情は皆無の、安定感の高いグラビアだと思います。スタイル的にはやや太めな感じはあるけど、重くはない。この出来がヤンジャン初回で出ていれば印象も変わったはず。(85点)

最後に市川由衣市川由衣で都心路上撮影2P、これは頑張ったねえ。笑顔の表情は安定しているけど、それ以外だともう一つ伸びが足りない。ヤンジャンのパターンのグラビアとは違った味があって、このGirlsに出た意味はあると思う。(80点)