週刊プレイボーイ 2005 No.43

小倉優子が表紙と巻頭8P(塔下智士)。最後に笑顔はある物の、全体は塔下智士×小倉優子グラビア特有の、物憂げな切ない表情を浮かべた写真が多い。この系統もあまり続けられると嫌になるけど、たまに見せられると心の隙間に浸透してくる、特有の魅力があります。一般受けという点では微妙にも思えますが、たまにこの種類のグラビアをきっちり仕上げてくる、その振り幅の広さが小倉優子の魅力なのでしょう。(80点)
愛衣が5P(石川健一郎)。いつも同じ笑顔ばかり、と文句をつけてばかりの私、その意見を聞いてか(違います)笑顔以外の表情を多めに入れてきました。で、結果としてはまだ笑顔以外では力が足りない印象。P5の表情なんて可愛さが消えてしまっていますし。やっぱり、とりあえずはP1のような表情主体で行かざるを得ないのかな。たとえそうでも、笑顔にはもう少し広さが欲しい気がします。(70点)
優木まおみが6P(松田忠雄)。遅れてきたグラビアエース、という思いを更に強める出来の良さ。彼女の場合、彼女の年齢のみの出せる魅力を出してきているのが強いところですね。P3上のしっとりした魅力、P4の「ふっと見せる弱さ」をイメージした表情、P6の問いかける視線、この辺の魅力。今、フルスロットルに入れる意味が分かった気がしました。(90点)
近藤和美が5P(熊谷貫)。彼女は逆になぜ今か、と思わせる内容になってしまってますね。P3の上なんてかなりひどいからね。レースクイーントップ時代ならともかく、今はちょっと辛いと見た。ということであまり感想なく。(50点)
原田麻衣が巻末4P(井ノ元浩二)。髪の長さとかも後藤ゆきことかぶっているような気がする。大崩がない部分には強さも感じるし、P1のちょっと猫眼とかも、化ける要素は感じなくはないけど…。あと、P2下の写真の衣装はちょっと気になった。コスプレなんだか、普通の衣装なんだか。(75点)
その他、センターは「特技:新体操」というアイドル4人、桜井ひな丸居沙矢香今井叶美春川由菜。まあ、どれも普通だよなあ。巻末のローカル美女連載に「ミスえびすばし」の杉島ひとみ。おでこがちょっと…。本人より、文章で書かれている内容がちょっとじーんと来た。