週刊プレイボーイ 2005 No.7

表紙と巻頭8Pで川村ゆきえ(倉繁利)。屋外撮影ですが、なぜかちょっと暗めの写真が並んでいます。表情やスタイルの見せ方は安定しているものの、そろそろ登場から時間が経ってきている分、何か変化が欲しいところでしょうか。そういう意味では、P4〜P5(A4)やP8(A8)で見せる定番の表情の中、P3(A3)で見せる川村ゆきえとしては一風変わった笑顔に期待したいところ。(75点)

長谷部優(dream)が5P(井ノ元浩二)。一応毎回長谷部優には(dream)というのをつけていますが、もうそろそろ省略しましょうか。dream時代からアイドル性の高さは認識されていた部分ではありますが、こういう正攻法の水着グラビアを見て、改めてそのポテンシャルの高さに感じ入ります。スタイルとビジュアルのベストマッチングが大きな要因ですかね。まあ普通に出てきたら「岩佐真悠子フォロワー」なんでしょうが、出自故にもっと見たい、と思わせます。P1(B1)の笑顔にやや(19歳故の)部分が悪い方に出ているくらいで、安定感もある。おすすめ。(90点)

河井えりが3P(塔下智士)。浜田翔子の妹だ、というのはもうそこら中で触れられているので普通に書いても良いんでしょうか。その事実を知ると姉と比較した論調になってしまいがちですが、敢えてそこを避けて書くと、ポテンシャルを感じない部分が大きい。P3(C4)の見返りの表情がかなり今ひとつ。全体にビジュアルにあか抜けなさが目立っています。そこを意識してP2(C3)のような髪型にするとさらに厳しいので、しばらくは普通に髪を下ろして勝負して欲しい。(65点)

あと、安藤美姫は普通にフィギュアしているところの写真のみで3P。表彰状を持っている写真が良いけど、まあグラビアじゃないし。その次の記事の楽天キャンプ地紹介記事に載っている「バーデハウス久米島」のインストラクターが少しだけ安藤美姫と雰囲気が似ている。あと、寺川綾が1P。

センターで浅見れいなが8P(熊谷貫)。久々のグラビアですが、まあ元ビジュアルクイーンなので。水着とかはないですが、露出度は高め。P7(E6)で見せるスレンダーさも変わらず。各ページで写真をしっかり見せる構成を十分受け止めるだけの写真の良さもある。表情もバリエーション広いし。おすすめです。(90点)

巻末、野間れいが5P(中村昇)。初見ですが、女性誌モデルだったそうです。まあどのレベルのモデルだったかは分かりませんが。ビジュアルにかなりの癖がありますが、そこが和らいで見えるP2下(F3)などではまあまあなんじゃないでしょうか。スタイル的にはモデル的要素も高く、P3(F4)ではその良さが感じられる。でもまあ、男性誌だともう少しモデル的な表情を緩めないと厳しいでしょうね。P5(F6)は名刺代わりには良いけど、今後はついていけません。(70点)

モノクロページに今年のアイドル紹介が「部活マネージャー系」というくくりで。ちなみに去年は「昭和顔アイドル」でした。写真が掲載されているのは小松彩夏夏帆長澤まさみ堀北真希石原さとみ岩田さゆり川村ゆきえ近野成美多部未華子本仮屋ユイカ。あと名前だけで福田沙紀石井めぐる。「昭和顔」にせよ、「部活マネージャー」にせよ、統一したイメージがみんなにあるわけではないので、くくりとしては使いやすいですね。元気な部活マネージャーもたくさんいるわけだし。もっと絞って「ティーンズファッション誌のアイドルを探せ」くらいでも良いのに。