ビッグコミックスピリッツ 2005 No.39

長澤まさみが表紙+7P(西田幸樹藤代冥砂)。前半4Pが西田幸樹撮り下ろし、後半3Pが藤代冥砂の「タッチ」フォトブックから。これはメイクのせいなのかも知れませんが、正直ビジュアル的に微妙な気がする。例えばP3やP4はビジュアル面で濃さ、というか灰汁っぽい濃密さが感じられますし、藤代冥砂撮影の部分でも以前のようなピュアさが薄れているような印象。年齢からするとそりゃ当然、って話なのですが、長澤まさみの一時代は終わってしまったなあ、と感慨を感じてしまいました。(75点)
時東あみが巻末4P(岩井玲文)。やっぱりフレームが意識されてしまうようなメガネ着用グラビア(P1やP3が代表例)は違和感を感じるな。メガネで水着っていうのに魅力を感じる人がいるのがいまいち理解出来ない。P2右上のテニスウェアや、P4のチャイナの写真のように、着衣+メガネ(かつフレーム薄め)だと結構魅力を感じるのは理解出来ますが。私の中で「作りすぎ」と「自然」を分ける境界は、その辺にあるのでしょう。(70点)