週刊ヤングマガジン 2006 No.9

森下千里が表紙と巻頭8P(沢渡朔)。マンネリ化が激しく進んでいた森下千里のグラビアも、沢渡朔撮影でちょっと違った風味が出ています。特に表情を含めたビジュアルの撮り方に面白みを感じる。70年代のアイドル女優というか、日活ロマンポルノのポスターというか(よく知らないけど)、古めかしい雰囲気が「今風高め」の森下千里にしてはむしろ新鮮。代表カットを挙げるなら、P6かな。これを連続されると辛いけど、単品で見ると面白い。(80点)
小町桃子が巻末7P(根本好伸)。書いている時系列が逆なので書きにくいけど、この(先に出た方の)グラビアを見ると、それほど良さを感じない。言い換えれば、過去の小町桃子のグラビアと同じような、ぱっと輝く物に乏しい。この次号のグラビアを見た後だと、「ああ、それは自然な笑顔なんだな」と気付くわけですが、こちらを先に見ると多分見限ってしまっていただろうな。やっぱりグラビアは表情命だなー(見方が偏っている人)。(70点)