週刊プレイボーイ 2006 No.10

岩佐真悠子が表紙と巻頭8P(栗山秀作)。「他のグラビアでは絶対にお目にかかれない本気の笑顔」と書くには、そういう笑顔が少ない印象を受けるが…。P6くらいでしょう、そういう表現に合うのは。表紙とか、何か変な表情になっているしね。全体に表情は自然ではあるけど、もっと派手な表情なら、「本気の笑顔」と書かれても違和感ないのですが。まあ、あとはスタイル重くなったなー、というくらいで、あまり巻頭として映えのあるグラビアではない。(75点)
安藤沙耶香が7P(橋本雅司)。安藤沙耶香はもっとグラビアとを見たいと思っているんですけど、あまり出てきて(出して)くれませんね。たまに出てきたら、今回みたいなありがちセクシーになってしまうし…。P1全体と、P3の表情の良さは買うけど、他は今ひとつだよなー。P2やP6の「アジアンビューティー」みたいな感じも今ひとつ似合っていないし。彼女については期待が高いだけに、ちょっと厳しくなります。(75点)
岡田唯が5P(西條彰仁)。なるほど、あえてグラビアアイドル宣言を強調しなくても、このグラビアで感じさせる茶髪と表情の色っぽさで、特に語ることなくグラビアアイドルとしてのポテンシャルは明らかにされているな。グラビアアイドルに要求されるのは、胸ではなく、ましてや回りの掛け声ではなく、本人の見せ方に対する意識なんですよね。ということで、このグラビアのP1とP4で、彼女のグラビアアイドルとしての能力を感じました。…、でも、このカットと写真集は別物らしいんだよなー。(80点)
浅尾美和がセンター7P(小塚毅之)。ビーチバレーの選手で、以前ヤングジャンプ登場したこともありました。その時も気になりましたが、今回見ても普通のアイドルクオリティだもんな。胴回りにゆるさは無いわけでもないけど、スタイル的には万全、山崎真実レベル(ほんとか?)。笑顔がベストだというのを意識した表情コントロールも素人とは思えない。その分画一的になっていますが、それに文句を付けるのも現状では酷な話でしょう。個人的には、ヤンジャンでのギャル系ファッションがツボだったので、水着主体ではなく、そういう私服も見たかった気もします。(85点)
西内裕美が巻末4P(熊谷貫)。P1の笑顔がいきなりキャッチーだな。P3も、しっとりめの表情と、両サイドに垂らした髪のマッチングが良くて、見入ってしまいます。グラビア本編の出来はかなり良い。以前から、彼女は笑顔が魅力的ではあるものの、笑顔以外ではきつさが出るなと思っていましたが、今回のを見る限りその辺が和らいでいるのが好印象の原因かも。でも、グラビア次ページの制服カットではそこを感じるので、まだ微妙な部分はあるのかな。このまま良い方向に進んでいくのを、楽しみにしたい。(80点)
あと、巻頭にアイドルフットサルの記事8P。巻末に表参道ヒルズでの素人カット2P、「このみちゃん」がかわいい。続いて「微妙なスーパーグループ(c)パーリス」のソーランはっぴぃず猫ひろし(橘美緒浅田美穂上原奈美虎南有香)が1P。AKB48から渡邊志穂大島麻衣浦野一美が3P(本田雄士)。このグラビアでは訴求力としては厳しい。