週刊プレイボーイ 2006 No.11

紗綾が表紙と巻頭8P(熊谷貫)、あと、ピンアップ裏にいろいろな表情のコラージュがあります。遂に表紙+巻頭なわけですが、週プレ必死のプッシュ、という感じもしないでもない。年齢にしては完成しているスタイルとはいえ、やはり未完成の部分が多く、週プレ巻頭で多数の成年男子の欲望を受け止めるとしては、歪んでいるような気がします。P2のバランスとか、まだ成長途上に見えるし。紗綾のグラビアとしては、表情も翳りは多少出ている物のわざとらしくなく、P2の笑顔の自然さなど、良いポイントをつかんでいます。ここではグラビアの出来だけを評価して、点は高めで。(80点)
浅香友紀が4P(熊谷貫)。明るい笑顔メインに、軽い微笑み(P4)と、自信ありげなきつめの表情(P2下)を混ぜたグラビア構成をまず評価したい。浅香友紀のアクティブな感じを主体にしつつ、色々な要素を見せており、魅力の紹介という点で高評価出来る。スタイル面が現出していないのが物足りないけど、4Pなら仕方ないか。スタイルを見せない、一点集中がむしろ成功しているとも言えるし。(90点)
小島祥子が5P(矢西誠二)。初見のような感じがしましたが、過去チャンピオン系などで何度か見たことがあったらしい。今回のグラビアだと、何か米倉涼子に似ているように見えるという、あまりグラビアアイドルとして望ましくない結果になっています。昔のメモを見てもそんなこと全然書いていないので、今回だけ?胸のそばにあるホクロがセクシーとか、末節的なことばかりに目がいくので、あまり強い物はない。胸の谷間の強調を頑張っているのは認める。(70点)
吉野紗香がセンター8P(丸谷嘉長)。最近のグラビアでは大きくなった胸強調、という見せ方が多かった彼女、でも今回はP3の横乳を除きそれほど胸は強調されていない。P2、P3で見せる大人の表情の魅力、胸で埋没しがちだったその要素を、今回は強調してきている感じで、それは成功していると思います。あと、胸強調ではないですが、スタイルの良くなった部分を見せつけるP8も魅力的。次の展開、本気なのでしょうね。(80点)
百瀬実咲が巻末4P(熊谷貫)。えらく胸の強調されているカット(P2)などがあってびっくりさせられますが、全体には良さが出し切れていない感もあります。表情も出来の悪い深田恭子みたいになっている物もあって、ここの所の巻末ミス週プレグラビアシリーズの中では今ひとつ。彼女のグラビアアイドルとしてのポテンシャルには期待する部分もあるので、もっと良いものが撮れるのではないかな、と残念な気持ちがある。(70点)
巻頭ではレビューしたものの他、佐野夏芽が3P(河野英喜)。でも、彼女が可愛く写ることは、もう無いんじゃないか、と悲観的な思いすら覚える。