ヤングガンガン 2006 No.6

木口亜矢が表紙と巻頭8P(篠原潔)。ギャルテイストという売り方に全く迷いが無く、その部分の魅力を出し切っていて、好感が持てます。P2やP4左上の笑顔などが特に良い感じで、ギャルの理想型(何かよく分からない表現だが)が感じられます。一部、P3やP8に「加齢感のあるギャル色」を感じて、そこはマイナス。そういった不安定な部分をそぎ落とすことが出来たら、万全だと思うけど、このグラビアだけでは判断出来ない部分がある。写真集(3/24発売)の表紙に注目かな。(85点)
しほの涼がセンター7P(篠原潔)。P6の笑顔を除けば、本当に大人っぽい色気を出すようになったな、と思わせます。済ました顔には全く不安定な部分が無く、成長が感じられる。逆に笑顔はまだまだこれから、といったところか。スタイル的には万全で、年を経るごとにふくよかさが出てくることが期待されるので、今から笑顔のコントロールが出来れば、もっとポピュラリティを得ることが出来るのではないでしょうか。逆に、ここで使い減りしてしまう(本人だけでなく、受け手側の飽きも含む)のがもったいないかも知れない。(80点)
小倉遥が巻末6P(加納典譲)。なんか持っていたイメージとちょっと違う。良い意味では表情にバリエーションがあって、可能性の広さを感じます。でも、悪く言うとどの表情にも決め手がない、そんな印象。ミスマリンちゃんなら、もっと笑顔に引きがあっても良いと思いますが、ちょっとその点は大久保麻梨子に比べると弱いかも知れない。各表情のレベルの向上を期待したい。