[落書] 2006年のグラビア状況

2006年のグラビア界については、ほしのあきを中心に語られることが多いわけですが、実感としてほしのあきの影響力がどれほどあったのか、というと疑問なんですよね。元々グラビアというのは媒体が非常に沢山あるので、トップの人でも占有率10%とかはまず行かないわけで、ほしのあきは確かに(他メディアへの進出も含め)頑張ったし、語るべき人ではありますが、それだけでトレンドが語れるか、というとそうでもないわけで。

でもまあ、ほしのあきを代表とする20代の女性グラビアアイドルの支配力が上がった年ではあったような気もします。元々そういう方は(レースクイーン近辺を中心として)存在したのですが、「グラビアアイドル活躍6年で20代」とかではなく、20代で新規に登場してくる「遅れてきたグラビアアイドル」が目立つ存在になったな、という感じですね。

グラビアとしては、低年齢は過激化、高年齢は居座る、という状況で、10代後半の活躍範囲が非常に狭くなってしまった感じはします。人材供給源としての少女ファション誌は興隆しているので、ヤングコミック系3誌辺りが頑張ってこの世代の水着グラビアを取り上げてくれれば良いんですけどね。でも、ヤンマガはもう離脱しそうだしなー。とまあ、総論を書いてもどうってことはないので、このくらいで。